全力で仕事をするということをさける

まー会社もヤバいってことで、役員もヤバくなっている。
なんていうか、ちょっとしたことでいらだち始めているのだ。

ま、相変わらず会長は微動だにしてないし、社長も雰囲気を和らげようと余計なおせっかいをしにくる。正直、うざい(爆)

で、昨日はケララ後、会社でひたすら事務処理をしていたんだけど。
ある電話一本で常務が切れて、営業は全部急いで帰社することになった。

ま、要は、「みんな全力で仕事取ってこようっていう気概はあるのか?」ってことを言いたいらしい。


ないよ、悪いけど。なくなっちゃったんだと思う、みんな。


常務はひたすら


みんなで心を一つにして、会社の危機を乗り越えよう、一枚岩になって頑張っていこうって気持ちが見えないんだよ!!


って言ってるけどさ、その気持ちをなくさせた本人だからね、常務は。
みんなのやる気を全部摘んで来てしまった。

なおみの同僚はみんないい人ばかりだし、どちらかというといい人すぎて貧乏くじを引いてしまう人たちなんだけど、その人たちを散々こき下ろして、コントロールしようとして、できないと怒りだして、大事な時は知らんぷりしてたら、だれだって常務を頼らないし、さけるし、言うこと聞かなくなると思うんだよね。

で、昨日も矛先が急になおみにかわってきて


は?あたし?うん、やってない、悪いけど


とは言わなかったけど、言われたことはやってます、っていうことをもう少し上司用に言い直したけど


全力でやってその先に何も見えてこないからみんなできないし、疲れてしまうんだと思う。


やっぱり少しでも希望を見せるのが上司の役割だし、特にうちの会社の人たちみたいにまじめな人たちは会社に希望がなかったら本当にやる気を失うし、日々どうしていいか分からなくなってしまうと思うんだよね。

ま、なおみはもう「はい、はい、わかりました」作戦を日頃から行使してるから、それ以上突っ込まれなかったけど。

なんでみんながこれほどまでにやる気を失ったか、全力でできないのか、働くとはどういうことなのか、っていうことだと思うんだけどね・・・・考えなきゃいけないのは。

なおみ自身は、確かにもう少し力を注げばあれこれ上がってくるものも見えるんだけど、それをやることで自分の首が絞まってしまうのも見えるし。
だからといってこのままでいいわけでもないのも分かっているんだけど。

みんなそうなんじゃないか、と昨日ふと思った。